【惡の華】映画版の感想を書いていく【ネタバレ含む】

※20200209更新!

どうもこんにちは春日(嘘)です。2020年2月4日になり、ついに「惡の華」映画版がFODで公開されましたので、即刻見てみました。

まだ2月4日の12時台ですが、既に2回見終わりました。アニメ版→漫画版→映画版と一応すべてのバージョンを見た結果、映画版がどうだったのか感想をつらつら書いていきます。

管理人的名場面

結論から言うと、思ったよりもだいぶ良かったです!

そもそも漫画作品の実写化にはトラウマがあり、「どうせ100%再現できないんだろw」と斜に構えた状態で見始めたのですが、思ったよりも再現度合いが高く、キャラのセリフ、表情、服装に至るまでよく再現できていると思いました。

また驚いたことに、2時間作品にも関わらず、原作漫画12巻分すべてが収録されていたことです。体操服を盗むとこから千葉の銚子の海のシーンまでが描かれていました。もちろん時間の都合でカットされた部分もありましたが、それでも私にとっては十分。

また映画版オリジナルの劇中歌も良かったです。教室をクソムシの海に沈めた時、アニメ版だと「ハナガサイタヨ」とキモかったのですが、映画版ではかなり爽やかな曲が挿入されており、教室の中央の机の上に立ってTシャツをめくる玉城ティナのおへそ・・・エモいっす!

などなど、書き出すときりがないのですが、とにかく良かったです!

それでは個人的にフフッときたシーンをまとめていこうと思います。

チャリで追ってくる仲村さん

序盤でのお話ですが、体操服を盗んだ春日くんが罪悪感を拭うために河原を訪れると、そこにいたのは仲村さん。

ここで例の「私、見てたんだよ」の件もあり、漫画版とアニメ版では春日くんが自転車をおいて走り去ってしまいますが、映画版では仲村さんがその自転車を漕ぎながら走る春日くんを追いかけてきますw

チリンチリン鳴らしながら春日くんを地獄の果まで追いかけてくるのです。なんとなくこのシーンにフフッと来ちゃいました(笑)

伊藤健太郎のブルマ姿&いい体

次に放課後、誰もいない図書室で、仲村さんに無理やり服を脱がされて、佐伯菜々子の体操服を着せられるシーンがあります。イケメンがブルマを履いている変態野郎になりきる瞬間が最高でしたw

またそのときに伊藤健太郎くんの上半身が顕にさせられますが、さすがに中学生には見えない体型でしたね。

だってムキムキなんだもん(笑)

それに春日高男ってイメージ的にはヒョロガリだと思ってました。常に本ばっかり読んでいる陰キャ野郎なわけですし、そんな春日に筋肉がついてちゃダメです。そのギャップに笑えました。

キャラの服装まで完璧

春日のダサいジャージ、佐伯さんとのデートの際の仲村さんの黒ワンピース、河原の秘密基地で佐伯菜々子と結ばれた時の「MINUS」と書かれたTシャツだったり、埼玉県で再会した時の佐伯菜々子の冬服だったり、千葉の銚子で再会した仲村さんのダサめなトレーナーだったり。

あらゆるシーンで原作に忠実にデザインがされているところに感動しました。

あそこまで漫画に合致するデザインの服おそらくないと思いますので、多分映画のために特注されているものだと思います。そこまで気合を入れてくれているんだな〜と思いました。

唯一残念なのは、埼玉県で再会した佐伯菜々子と食事をする時、中学時代よりもさらに胸が成長し、向かいに座っている佐伯さんの谷間がくっきりしているという変化。これは流石に再現できなかったことだけが悔やまれるところです。

あの事件の後、佐伯さんもやさぐれたのかな〜という考察として大事な部分なので、ぜひ谷間を出してほしかったです。(あくまで考察のため)

玉城ティナのバイオレンス

 

玉城ティナさんの演技を見るのは今回が初だったので、仲村佐和役の演技が今後の彼女の演技のスタンダードになることでしょう。中村さんほど心情把握が客観的にしづらい人物もいないと思います。

それゆえどのようなサイコパス演技をしてくれるのか期待する反面恐怖心もあったのですが、かなり良き演技をしてくれていたと思います。中村佐和のイメージは低い声でゆっくり目に話すのかな〜と思ったのですが、高い声でやや早めに話してましたね。

イメージと違ったことは間違いありませんが、それでもいい意味で裏切られたように感じます。これはこれでありだなあというか、むしろこっちが正解だったのかと、思うようになりました。

個人的には「にゃはは」という笑い声、色々と伏線にもなっている部分をよく表現されていました。

常磐文の手癖

最後に、本当に細かいところまでやってくれているな〜と思った部分ですが、常磐文の手癖についてです。

初登場時からずっと常磐文は制服のカーディガンのポケットに手を突っ込んでいます。それを飯豊まりえさんがずっと再現してくれていました。

まあそれだけで特に何かあるわけでもないんですが、細かいところまでやってるな〜というだけです。ちなみに映画版では常磐文の登場シーンは少なく、中学生編がメインとなっています。そのため常磐文について感じたことはそれくらいです。

世間の反応

個人的にはすごく好きな方の映画だった。

思春期の頃の心の中にある「狂気」とは少し違う不純のように見えて純粋な「何か」をとてもうまく描いた作品だったと思う。登場人物たちの様々な感情が入り乱れていて、 最高の恋愛青春映画だと思う。

仲村さんがただのイカれた女の子から魅力的な大事な存在に変化する過程が描かれており、その過程が面白かったですが、設定が中学生になっていますが、俳優さんたちがどうしても中学生に見えなかったのが残念でした。

良くも悪くも意外性があります。思春期少年少女の性本能を表したようなタブーな要素でも潔く描く点が印象駅でした。

個人的にはある種の変態性も感じられるシナリオの進み具合に好感をもちました。なにかしら文学的なものも感じられてよかったです。

佐伯さん役の秋田汐梨が凄く良かった 。話が進むにつれてキャラクターが変わって見えるのは演技をちゃんと使い分けられてると言うことだと思う。

他の役者さんで自然な感じではなくオーバーだなぁと思うこともあるけど、全体的に見れば面白かった。

好みは分かれるかとは思いますが、原作が好きな人なら大方の人は好きなんじゃないかと思います。

青春映画で描かれがちなキラキラした部分ではなく、10代ならではの内側に秘めたドロドロした部分なんかが原作に忠実に表現されていたと思います。

個人的には実写化成功例ではないかと思います。自分の学生時代に共感できるところを見つけられたら面白いとおもいます。難しいかもしれませんが。春日高男役の伊藤健太郎の演技がさすがでした。

人間の心の中にある感情を拡大して描いている感じだった。極端ではあるけど、大なり小なり理解できる。佐伯さん、豹変ぶりが好きだったし、共感するところもあった。

誰でも一方通行になりうると思う。人間生きていると様々な葛藤に出くわすという事をこの映画を見て改めて感じた。

玉城さんはどんどん凄みを増していく。田舎の思春期。

理解し難いところも、共感できるところもあった。人間の思春期ってめんどくさいけど、描くと興味深いんだなーって思いながら見ることができた。若い人から大人まで見られる映画になっている。

現実にもありそうな展開のストーリーだなと思いました。

春日くんの変態ぶりは少し異常だと思いましたが、男性であれば、誰もが持っていてもおかしくない変態さがあって、中学生や高校生には興味深い漫画だと思います。

インパクト的に、ビジュアル感満載でした。中盤あたりで、自転車に乗り、二人で山の向こう側を目指しているのに、結局辿り着けないシーンには、何だか幻想的なファンタジーを感じました。

夢と現実との違いの奥深さを感じさせられる、奥深い魅力的な作品でした。

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