【漂流ネットカフェ】寺沢と土岐の共通点をまとめる

どうもこんにちは春日(嘘)です。今回は、「漂流ネットカフェ」の寺沢と土岐の共通点についてまとめていきます。

極悪非道の独裁者として寺沢は描かれており、一方の土岐耕一はその寺沢に立ち向かった人物として描かれています。しかしこの二人に対するイメージは対照的、というわけでもありません。

土岐には土岐でダメな部分もあります。しかも寺沢により「俺たちは似た者同士だ」とまで言われています。確かにこの二人には共通している部分があります。一体どこが似ているのでしょうか?

寺沢と土岐の共通点

現実を受け止められない

寺沢は元々、異世界に飛ばされる前は無職、そしていわゆるネットカフェ難民をして過ごしていました。おそらくは派遣業務や日雇いのような仕事をしていたと考えられます。

一報の土岐耕一は普通のサラリーマン。そして寺沢と違い自宅がある。さらに結婚も済ませており、近々子供が生まれる予定なのです。しかし子供が生まれるということで、妻のみゆきのヒステリーに頭打を悩ませており、家に帰りたくないという気持ちが日増しに強くなっていました。

ですので寺沢も土岐も現実世界に不満を抱えて生きているという点で同じなのです。

もちろん客観的に見ると寺沢の現実のほうが辛いようにも感じますが、あくまで客観的に見た場合の話です。二人が感じるストレスの強さに違いがあるのかどうかはわかりません。

過去に囚われている

次に二人共過去に囚われているという点が最も似通った点だと思います。

まずは寺沢から。

寺沢の人生のピークはおそらく中学時代。当時彼は多くの友人に囲まれており、毎日楽しい日々を過ごしていました。さらには愛しの彼女もいて、心身ともに愛し合っていたのです。

しかしこれは寺沢の主観によるものです。実際にはクラスメイトは寺沢のことを友達なんて思ったことはなく、彼の度を超えた暴力が怖かったため、いやいや友達を演じていたに過ぎません。そして彼はそれに気づけなかったのです。

また彼の彼女の名前は志穂といいいますが、志穂との関係ももちろん彼の思い込み。名言はされていませんでしたが、「お前が志穂にしたことみんな知ってるんだぞ!」とクラスメイトに言われ、直後パトカーで連行された経験があります。

おそらくは志穂も自分のことを好いていると勘違いし、性的暴力を行っていたと考えられます。そしてこの経験が寺沢の中に深く残っているのです。

一方の土岐も過去に縛られている人物です。

彼は寺沢と違い暴力を奮ったりすることはありません。しかし彼には個性がなく、割と目立たない存在でした。そして彼の人生のピークも中学時代。

当時彼のクラスに転校してきた美少女、遠野果穂と仲良くなり、積極的に話しかけてくる遠野と同じ塾に入ることになりました。さらに塾でも隣の席になり、一緒に授業を受けていたある日のこと。

その時台風か何かで突然塾が停電したことがありました。その時、横に座っていた遠野果穂が暗闇の中、土岐の鼻を舐めたのでした。

理由は別記事()で考察していきますが、一般的にこれはフラグ。しかしこれをきっかけに遠野を意識するようになり、なんとなく恥ずかしさを感じ始めた土岐は遠野を避けるようになってしまったのです。

あの時、遠野果穂ともっと話していたら、もしかしたら付き合えたのかな・・・

そんな思いが色濃く土岐の中に残されているのです。そしてネットカフェで再会できたことでその思いが強くなり、今回のパラレルワールドへと移動したかと思われます。

このように過去に縛られているという点で、寺沢と土岐は似ています。

もしかしたら寺沢にも、過去に戻ってやり直したいという反省の気持ちがあるのかもしれませんね。

遠野果歩に好意

そして最後に、二人共遠野果穂に好意があります。ただこれは両者とも理由は違いますけどね。

土岐は普通に中学時代に好きだった女性であり、そこから例の鼻舐めにより、現在まで気になる女性として心のなかに君臨しているわけです。

一方の寺沢も、他のメンバーには暴力を振るったり、女性メンバーには性的暴行を加えているにもかかわらず遠野にだけは丁重に扱います。手を出すわけではなく、でも優しくするわけではない。比較的丁重な扱いをするだけです。

なぜ寺沢が遠野果穂にだけ特別扱いをするのか。

それは遠野に志穂を重ねていることが原因だと思います。寺沢は過去に同級生の志穂の気持ちを勘違いしてしまい、結果的に暴力を振るってしまったことがあります。それがきっかけで当時の彼のすべて、友達をなくしてしまったわけです。

自責で考えることのないように見える寺沢でしたが、この件に関してはかなりショックだったようですね。

遠野果穂と志穂は名前が似ていますし、それにどことなく雰囲気もにています。黒髪ショートであり、さらに美人オーラも似ています。だから寺沢は遠野と会ったことで、あのときと同じ失敗は繰り返してはいけないと再度思ったのです。

だから相手の気持ちを考えずに犯してはいけない(当たり前です。)、だから相手から、遠野から寺沢を求めてくるのを待っていた、だからこそ遠野果穂には暴力をしなかったのです。

まとめ

一見すると全く違うタイプの寺沢と土岐。

しかしこの二人には遠野果穂にまつわる共通点がありました。二人共戻れない過去に固執しており、今現在眼の前にいる遠野果穂にあの頃を見ているというわけです。

でも戻りたい過去があるのはみんな同じです。でも戻れないから困ってるんです。

その思いが強すぎたことで今回のパラレルワールド騒動が起こったのかもしれませんね。

まあ結論書くと、今を一生懸命生きましょう!ということですね!(適当)

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