【ぼくは麻理のなか】多重人格・解離性人格障害の原因について考察

どうもこんにちは春日(嘘)です。今回は、「ぼくは麻理のなか」の主人公:吉崎麻理の多重人格について徹底的に考察していきます。

先に書いておきますが、このページではネタバレを多分に含みます。

もう既にすべて「ぼくは麻理のなか」を読んだ上でよくわからないという方向けに文章を書いていきますので、まだ見てないんすけど・・・という方は読まないほうがいいと思います。

それでは、ネタバレ可の方向けに書いていきますので、麻理の多重人格について書いていきます!

吉崎麻理の人格 

吉崎麻理はコンビニの天使と称されるほどに見目麗しい女子高生。

 

おそらく幼き頃からずっと「かわいい」と言われながら生きてきたのでしょう。そして男はもちろん、自分のグループの平均点をあげようとする女子からも好かれ続けてきました。

一方の小森功はイケメンではなく、キモメンよりのフツメン。

 

さらにコミュ障であったことが災いして、中高生時代には異性とまともに話すこともなく孤立。その後心機一転東京の大学に進学するも、再度孤立。結果ヒキニートになってしまった哀れな男です。

ここまで同じ人間なのに違いがあるのかと恐ろしくなりますが、なぜこの二人の人格が入り乱れてしまったのでしょうか?

実は小森功には全く非はなく、全てが吉崎麻理の問題でした。

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それではさらに細分化して、この多重人格について調べていこうと思います。

多重人格(解離性人格障害)

自分の中にいくつもの人格が現れるものを多重人格障害解離性同一性障害)といいます。 ある人格が現れているときには、別の人格のときの記憶がないことが多く、生活面での様々な支障が出てきます。 これらの症状は、つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる一種の防衛反応と考えられています。

https://www.mhlw.go.jp › kokoro › know › disease_dissociationより引用

『まほらば』の蒼葉梢さんも同じ症状でしたね。蒼葉梢さんはなにかショックな事があると人格が切り替わってしまい、それぞれの人格に名前がついており、濃いキャラがそれぞれ出てくるということでした。

アレは笑い話になっていましたが、こっちはそうではありません。

作品は違っても解離性人格障害の原因は同じ。辛い出来事からの逃避行動として他の人格の出現すると考えられています。それではそんな老若男女誰からも愛される美少女JK吉崎麻理にはどんな’辛いこと’があるのでしょうか。

’ふみこ’への罪悪感

そもそも麻理はもともと’ふみこ’でした。

正確には出生時には吉崎ふみこという名前でした。それを後に改名したという事実があります。そしてそれが麻理の心のなかにある大きな辛い出来事にあたります。

ふみこという名前をつけたのは麻理の母親ではなく、父親の母に当たる祖母でした。この時から麻理の母親はふみこという名前を気に入ってはいなかったのです。しかしそれでも断りきれなかったためにふみこで妥協したのです。

その後祖母の死後、強引にふみこから麻理へと改名を行いました。この頃麻理はまだ子供でしたので、はっきりと記憶に残ったわけではなく、ざっくりとした記憶になりました。しかし確実にアイデンティティ形成に影響を与えました。

 

ふみこだったのにいつの間にか麻理になってる。みんなが自分のことを麻理と呼ぶけど、私はふみこだ。でも改名したからもうふみこじゃない。どうして?おばあちゃんがつけてくれたのに。

そうして祖母からもらった’ふみこ’という名前を捨ててしまったことが麻理の心のなかで大きな罪悪感となり、麻理なのに麻理じゃない、ふみこでいたいのにふみこではない。

というように自分が誰なのかわからなくなってしまったのです。

小森功という異色の人物

そしてそんなアイデンティティ・クライシスの麻理が見つけたのは、自分と全く違う存在、小森功でした。小森の私生活は麻理とは全く異なるものでした。だからこそ彼の生活に興味が湧いたのです。

そもそも性別も年齢も違うわけですし、さらに麻理と小森では学生時代に所属しているカーストも全く違うものでした。そのため全く違う生活、というのはまったくもって過言ではありません。

吉崎麻理に芽生えた小森功の意識の中では、コンビニの天使をストーキングしていたあの瞬間、その時に体が入れ替わったという記憶がはっきりと存在していましたが、それは嘘なのです。実際には小森はストーカーをしていません。

ストーキング行為をしていたのは麻理の方です。

麻理が小森功をストーキングしていたのです。

小森のへやを覗ける向かいのマンションから小森の部屋を覗き、そこでゲームをしながらをする彼をずっと見ていたのです。さらには時折部屋に侵入して彼の個人情報を覗き見ていました。

結果小森功のプロフィールはマスター、出身地身長体重はもちろん、彼の通っている大学、さらには彼のしているゲームのステータスまで。果ては彼の通っていたエロ本ショップ、そこで彼が買ったエロ本を麻理が買い戻していたほどです。

そして小森功をプロファイリングしすぎた結果、麻理は小森になっていたということです。

最終的には麻理の心のなかに、吉崎麻理としての人格と麻理が生み出した小森功の人格、そして幼き日のふみこだった頃の記憶が相まみえることになり、結果的に全てを知った吉崎麻理としてすべての意識が統合されました。

こうして、すべてを知った吉崎麻理へと戻ったというお話です。

まとめ

確かに「ぼくは麻理のなか」に登場する多重人格、正式には解離性人格障害は客観的に大変だなと思います。しかしその背後には麻理の名前が解明されたことが大きく関わっています。

ですのでそんなに簡単に名前を変えていはいけないということです。ただ実際に改名する場合には、おそらく今回のようにはいかないと思います。

家庭裁判所へ提出する「名の変更許可の申立書」には、下記の理由が挙げられています。

1.奇妙な名である
2.むずかしくて正確に読まれない
3.同姓同名者がいて不便である
4.異性とまぎらわしい
5.外国人とまぎらわしい
6.神官・僧侶となった(やめた)
7.通称として永年使用した
8.その他

http://plus.clisk.com/article/3692.htmlより引用

いわゆるキラキラネームは1の奇妙な名であるに該当すると考えられるために改名は容易いと想いますが、’ふみこ’というのはまったくもって奇妙ではありません。

さらに他の選択肢にも該当しないため、どのように改名を申し立てたのでしょうか?

他にもトランスジェンダーであり自分の名前を心的な性別チックなものに変えたいなどの場合には認められることもあるようです。ふみこから麻理へと変更したのはまだ麻理が幼き頃です。

だから麻理の意思によるものではなく、完全に母親によるものです。その場合でも改名はできるんでしょうかね?まあ、漫画なのでそこまで信憑性なくてもいいですか?(笑)

ひとまず麻理の改名が引き金となり、今回の入れ替わりが起こったと考えられます。あの時両親が妥協したから、つまり母親のせいだったんですよ!

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