【悪の華】佐伯さんがかわいそうなシーンを考察してみる

どうもこんにちは春日(嘘)です。

今回も佐伯さんについての記事であり、佐伯さんがいかにかわいそうな存在なのか説明していこうと思います。

佐伯さんがかわいそう

悪の華、中学時代編のヒロインである佐伯奈々子はとにかくかわいそうです。

もともと田舎の静かな街で、普通の中学に通う普通のいい子だったはず。そしてある時クラスメイトの男の子に告白され、初めて素の自分を見てくれた存在に感激し、そのまま付き合うことに。

クラスメイトに冷やかされながらも幸せに付き合っていきたかった。ただそれだけだったはずなんですけどね。

春日によって思春期を潰されてしまい、中学時代には暗い影が落ちることになってしまいます。

春日の犯行を知らない

そもそもの始まりは、春日高男が佐伯奈々子の体操服を盗んだことがきっかけです。

いつも通りに友達と帰宅中、本を忘れたことに気づき教室に戻ると、そこにあったのは佐伯さんの体操服。好きな子の体操服が置いてある、周りには誰もいない・・・

まあ嗅いでみたいという気持ちがわからんとは言えません。しかしそれを行動に移すかどうか、私にはできないですね。今でもチキンハートですから。

そして体操服を盗んだ瞬間を仲村さんに見られた春日は、仲村の命により、自分が盗んだ佐伯さんの体操服を着て佐伯さんとデートをすることになりました。そしてその後もずっと佐伯さんは春日の犯行を知らないまま、幸せに過ごしていくのでした。

自分の体操服を盗んだ男と付き合っていて、さらにそれを知らない期間がありました。この段階でもうすでに春日に騙されているわけですので、本当に春日クソっすね。

春日の優柔不断

その後仲村とともに教室を荒らした春日は、ボロボロにした教室の真ん中にかつて盗んだ佐伯さんの体操服を安置。そしてそのマークが悪の華のマークだったことで、佐伯さんに自身の犯行がバレました。

しかしそれでも佐伯さんは春日とは別れないと断言。

自分のことを思ってしてくれたのならばそれは嬉しいと。

↑この発言に関して、今でもわからないんですよね。確かに相手の罪も許せるというのはとんでもない美点ですが、それでも私は意味がわからないのです。

例えば私がもともとすごく好きな女の子がいたとして、その子に自分の体操服を盗まれたとしても嬉しくはありません。その子に対しての愛情がどう変化するのか自分でもわかりませんが、ひとまず嬉しく思うことはないと思います。

まあしかし春日はこんないい女に出会っています。

自分が体操服を盗んだことを知りながらも、「全部許すから、もう1回付き合って?」と言ってくれる超絶いい子。

しかし春日は中二病を発症しており、仲村さんに自分の存在意義を見出しています。その役目は佐伯さんではなく仲村さんなのです。そして結局仲村さんに勝つことができず、河原での初体験に至るということです。

【惡の華】佐伯さんの血が流れているシーンを考察する

春日のような全身皮かむり人間、ズダ袋だったりうんち人間だったり、とにかくクソ野郎に対してここまでの愛情を注いでくれる女性はまあいないでしょう。だって春日マジキモいですから。

仲村さんに勝てない

春日は仲村さんのことを異性として好きなわけではおそらくありません。

自分が何の取り柄もなく、他の人よりも優れた何かが欲しい、でも何もないことを知り、それが「変態」であると知り、それを分け与えてくれる仲村さんに引き込まれていっただけなのです。

しかし佐伯さん的にはそれも悔しいのです。だって春日とは付き合っているはずだし、何で彼女の佐伯さんではなく仲村さんのところに行くのかわからない。それにもしかしたら仲村さんと春日はワンチャン怪しいところもある。

女として完全敗北を喫したことで仲村に対してジェラシーを焼く毎日を過ごし、春日に対しては何もかも許すから一緒にいたい、ただそれだけだったはず。しかし春日は「仲村さんが好きだ」と嘘をついてまで佐伯さんを拒否してくるというね。

あの全身皮かむり人間はほんとにもう・・・

仲村さんが好きだといったあの発言はおそらく嘘です。あの時は佐伯さんに強引に挿入させられて、春日自身もよくわからなくなっていたんでしょうね。少なくとも仲村さんに対しては単純な好意ではなく、自身のアイデンティティを与えてくれる存在として依存はしているように思います。

なのでそれを春日は異性への好意と誤解しているのかもしれません。

中二病って何でもかんでも難しく考える傾向にありますよね。単に仲村は友達、佐伯さんは彼女でいいじゃないって思いますけどね。それに中学生なんて毎日エロい事ばっかり考えているのが「普通」ですし、「みんなして生きていくの」って、ほんとそうですよね。

普通に「好きだからしたい」でいいと思うんですがね、まあ「普通」が嫌だというならば、せめて他人に迷惑かけないで勝手にやってくれって感じですね。バカ春日。

高校に行っても春日が忘れられない

そして事件を起こしたのちに埼玉県に引っ越した春日家。そこでたまたま再会した春日と佐伯さん。

少し髪が伸びて、あの頃よりもやや成長した胸元には、あの頃になかった谷間ができていました。そして夏祭りで起こした事件の話、夏祭り以降の人生について話してきた結果、佐伯さんには「がっかりした」と言われ、それ以降会うことはありませんでした。

春日の心の弱さを理解してくれており、そしてその弱さを埋めるために仲村、そして常盤を利用していることを指摘するも、佐伯さんもまた過去の傷を引きずっているのです。だってあなたの彼氏、春日くんに似てますから。

なんだかんだ言って、昔のことが忘れられないのは春日だけではないということですね。

まとめ

「不幸にするのは、私だけにしたら?」ってほんと名言ですよね。

当時の春日にはこの言葉の意味がわかったのかどうか不明ですが、自分の心の弱さを隠すために他人を利用するのはやめろということです。悪の華の中では、佐伯さんは終始かわいそうなヒロインとして描かれます。

それもこれも春日の優柔不断の童貞野郎のせいです。彼があんな窃盗行為をしなければ佐伯さんは幸せになれたはず。人の人生を壊してまで他人に依存するなということ。

思春期にはやはり周りの目が気になるもんです。その結果、自分の容姿やキャラを強く自覚することになり、そこで劣等感を抱いてしまった場合には、何かしら自分の劣等感を埋めるものを探します。

「俺はあいつらのようなバカとは違うんだ、だからあいつらとは話が合わなくて当然だ。」

「俺は勉強ができるから、将来あいつらをこき使得るようになるためにひたすら勉強をするんだ!」

「俺は頭がいいから、本を読んでいるインテリジェントな人間なんだ!」

それがなんであるのかは人によりけりですが、少なくとも春日はこのような経緯で自分の殻にこもり、ひたすらに孤独のロードを邁進していく、はずだったのです。そしてあの窃盗事件に至り、そこから仲村の持つ魔力に引き込まれていくのです。

佐伯さんまじ天使、まじかわいそう。まじ春日、お前ありえねーわ。

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